不動産用語の接道と間口を学ぼう
不動産用語の「接道・間口」について学ぼう!
不動産の用語は沢山あるけど、土地・建物に限らず、お客様が重視するのがココ!
そう、道路です。
よく接道と間口を混同されてしまうとの声をお聞きしたので、今日は違いについてご説明します。
まず、下のイラストをご覧ください。
いかがですか?
間口と接道では、示す場所が異なります。
では、補足の説明と不動産の資料(概要)の表記を見てみましょう。
接道とは?
接道(せつどう)は、その土地が接している道路の幅をいいます。
表示例で説明すると、以下のようになります。
例)南6mに接道 = 敷地の南側が幅6mの道路と接しています。
よく、これを間口と勘違いされてしまうお客様がいらっしゃいました。
当社の表記では、南側公道6mへ接するとなります。
不動産の表示では必須項目になるため資料には必ず記載があります。
【道路幅員】と表記されている場合も同じ意味です。これで、何メートルの道路から敷地に進入するのかがわかります。
間口とは?
間口(まぐち)とは、その土地が接している道路に面する長さをいいます。
この項目は、物件資料の掲載必須項目ではないので、記載が確認できない場合があります。
必要な方は直接不動産会社へ問い合わせることをお勧めします。
資料に掲載される場合は、間口×mです。
まれに物件の中には、間口が広くても庭木や塀などで、実際の進入口が間口より狭くなっている場合があります。
間口の分だけ、端から端までキッチリ出入りが出来ない物件もあるので、ご注意ください。
接道が広いと、車の行き来が多く利便性はいいのですが、
騒音や排気ガスなどが気になる場合があります。
これが狭くなると、車の行き来は少なく、スピードも控えめになる分、
出かける際や車庫入れに何度も切り替えしをしなくてはならない場合もあり、車社会の山梨ではとても不便。
ただ、接道が狭い物件は価格が近隣よりも低く設定されることもあります。
普段から車が不要だったり、近隣に十分な駐車場が確保できる方には、こういった物件はメリットですよね。
接道と間口、自分の生活と車にあったものをチェックして物件を選んでみてはいかがですか?