土地えらびの盲点
マイホームを建てたいけど、土地探しからというお客様。
何を基準に土地を決めているのでしょうか?
決めるポイントは人それぞれ異なりますので一概には言いにくいのですが、
ポイントとなる部分は以下の5つが一般的に条件として要望されます。
- 総体的な予算に合うこと
- 土地の広さ
- 道路付け(道路がある方向・道幅)
- 小学校・商業施設・駅などが近くにある等、生活便
- ロケーション(富士山や甲斐駒ケ岳、湖が見える等)
しかし今、火山の噴火・大規模地震など日本列島に異変が起きています。
いつ起こっても不思議ではない大地震、
この地震に備えて建築基準法も何度か改正され、耐震性の高い基準の建物になってきています。
当然のことですが建物は地面の上に建っていますので、
地面の地質も検討しなければ、いざ地震がきた時に「我が家は大丈夫?!」ということになります。
今日では、全数地盤調査をおこない、
軟弱地盤の建設地は基礎と地盤補強が義務付けられていますので
新しい建物は被害が少ないと思われますが、液状化などによって、その地域全体が地盤沈下する可能性も考えられます。
土地購入を考えている方は自分自身で調査されるか、
不動産業者(仲介業者)へ地盤について詳しく尋ねてはいかがでしょうか。
甲府盆地内でも地盤の強度は場所によりだいぶ異なっていて、
例えば震度4の地盤でも場所によっては震度2位の揺れしか感じない所もあります。
そういった場所は、地下に岩盤があると言われている地域です。
地元に長く住んでいる方達は過去の経験から自然災害のについてご存じの方も多くいらっしゃいます。
購入前に昔の様子を聞いたり、市長村で提供しているハザードマップも参考にされるとよいでしょう。