フラット35、最頻金利が2ヵ月ぶり上昇
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(独)住宅金融支援機構は1日、取扱金融機関が提供する「フラット35」(買取型)の2024年5月の適用金利を発表した。
融資率9割以下・借入期間21年以上の金利は、年1.830%(前月比0.010%上昇)~3.360%(同0.150%上昇)。取扱金融機関が提供する最も多い金利(最頻金利)は年1.830%(同0.010%上昇)と、2ヵ月ぶりに上昇した。
融資率9割以下・借入期間20年以下の金利は年1.440%(同0.010%上昇)~2.970%(同0.150%上昇)。最頻金利は1.440%(同0.010%上昇)と、3ヵ月連続の上昇となった。
また、長期優良住宅の取得を条件とする超長期住宅ローン「フラット50」の金利は、年1.930%~2.400%。最頻金利は1.930%。
23年度のフラット35、申請・実績ともに大幅減
(独)住宅金融支援機構は30日、2023年度および24年1~3月の「フラット35」の申請戸数、実績戸数、実績金額を発表した。
23年度は、買取型が3万6,383戸(前年度比35.9%減)、実績戸数2万9,245戸(同36.6減)、実績金額は9,399億円(同37.7%減)といずれの項目でも大幅減。実績金額は1兆円を割り込んだ。保証型は申請戸数4,400戸(同58.7%減)、実績戸数3,862戸(同53.4%減)、実績金額は1,247億円(同49.8%減)と、こちらも大幅な減少となった。
また、24年1~3月については買取型が申請戸数8,057戸(同20.4%減)、実績戸数6,476戸(同35.4%減)、実績金額2,093億円(同37.1%減)。保証型が申請戸数949戸(同47.7%減)、実績戸数773戸(同57.9%減)、実績金額261億円(同52.4%減)となった。