首都圏の新築戸建て価格、上昇傾向続く

不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2022年6月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 

新築戸建ての平均登録価格は、4,365万円(前月比0.8%上昇)。エリア別では、東京23区が6,583万円(同1.3%上昇)、都下が4,636万円(同0.4%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が5,045万円(同0.8%上昇)、神奈川県他が3,912万円(同1.3%上昇)、埼玉県さいたま市が4,380万円(同0.7%上昇)、埼玉県他が3,530万円(同0.5%上昇)、千葉県西部が4,038万円(同0.7%上昇)、千葉県他が3,123万円(同0.7%上昇)。

 

調査8エリアすべてで前月比上昇となり、17年1月以降の最高額を更新した。また、8ヵ月連続で全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が続いている。

 

既存マンションの平均登録価格は、3,766万円(同0.9%上昇)と上昇。エリア別では、東京23区が4,755万円(同1.0%上昇)、都下が3,017万円(同0.1%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が3,238万円(同2.2%上昇)、神奈川県他が2,403万円(同1.2%上昇)、埼玉県さいたま市が3,370万円(同0.2%上昇)、埼玉県他が2,473万円(同0.9%上昇)、千葉県西部が2,685万円(同1.8%上昇)、千葉県他が1,883万円(同1.5%上昇)だった。

 

調査8エリアすべてで前月比上昇となり、17年1月以降の最高額を更新。中でも、埼玉県(さいたま市・他)は12ヵ月連続で最高額を更新している。また、12ヵ月連続で全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が継続。