同じ家でも場所で価格が違う理由

消費税アップが目前に迫ってきました。

新築住宅は住まい手によって間取りが大きく変わることがあります。

 

しかし、同じ家(間取り・仕様)でも条件によって価格が変わることがあるってご存じでしたか?

 

 

今回は価格が異なる条件を3つピックアップしてご紹介します。

 

1、敷地条件

分譲地の区画によって等ではなく、土地の状態のことで具体的には平地か?傾斜地か?

傾斜地に建築すると水平を保つために基礎(家を支えるコンクリート部分)の工事代金が高くなり、同じ間取りの同じ仕様でも価格が変わる。

 

2、構造

建物の構造を木造にするか?鉄骨か?コンクリート造か?
(木造が一番安く<鉄骨造<コンクリート造と工費が高くなり工期も長くなる)

 

3、着工時期

今年中に建築するか?3年後に着工するか?
(建築資材等の価格変動・消費税アップ等で同じ材料でも価格が変わる)

 

 

 

最近では建売住宅でも仕様が少しづつ異なっていることも多くなり、室内が色から壁紙からすべて同じ!!といった家は珍しくなってきたと感じています。

 

これも多様化なんでしょうか。

 

「家は三回建てないと理想通りの住まいにならない。」という言葉をよく耳にしますよね、

あれ、実際は三回じゃ理想にはならないと思います。

だって、住まい手の生活スタイルが変わっているのですから。

 

若いご夫婦の二人暮らし、子育て真っ最中のご家族にご年配のご夫婦では、必要な設備も間取りも異なって当たり前。

 

  • 若いころ気にならない階段も、年配者には辛い。
  • 廊下からキッチンへのドアを開き戸にしたら、子供の成長と共に行き来が多くなり常に開けっ放し、引き戸の方が邪魔にならなかった。
  • 二階に大きなバルコニーを作ったけど、洗濯機で乾燥することが多く一部の洗濯物だけリビングで干している・・等々。

 

だから、リフォームやリノベーションをしたり、より暮らしやすい広さの家に住み替えたりするんですね。

新築は人生の一大イベントの一つ、しっかり相談できることは安心につながります。

 

不動産会社が取り扱う土地も家を支える大切な部分、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。