賃貸物件の用語・手続きのこと

ユニットバスってなんですか?

ユニットバスとは、工場で最初から天井・浴槽など浴室の一部を成型し、それを現場で搬入・組み立てる浴室のことをいいます。
昔はタイル・浴槽・水栓など現場でバラバラに施工していましたが、ユニットバスは予め一体で造られたものを使用することにより工期の短縮・水漏れのリスクが少なく、今では住宅やマンションなどさまざまな建物に取り入れられています。
最近の傾向では、バストイレを別に分けてある方が入居率が高いようです。

ちなみにユニットの意味は、【全体を構成する個々の要素・単位】をさし、お風呂とトイレが一緒になったタイプをユニットバスと呼ぶわけではありません。
したがって、浴室だけでも一体成型であればユニットバスになります。
正確には、お風呂・洗面・トイレを各1点として数えお風呂とトイレが一緒のタイプを2点ユニットバス 上記に洗面が入ると3点ユニットバスといいます。
一般住宅ではユニットバスではなく、システムバスと呼ばれています。

賃貸物件に入居する際の初期費用について教えてください

山梨の賃貸物件では、入居の際に下記の費用が必要です。

敷金 賃料の1〜2ヵ月分(ペット可物件ではヶ3月分必要な場合が多いです)
礼金 賃料の1〜2カ月分(不要の物件もあります)
前家賃 月の途中での入居は、入居日までの日割り精算
仲介手数料 賃料の0.5%〜1ヶ月分(別税)
  例)入居日3/20の場合、3/20〜3/31までの日割り賃料+4月分賃料を契約時に支払う
保証料 賃料の数%(保証会社によって異なります)
火災保険 一般的には15,000円/2年間の家財保険に加入(地震保険無)
引越し代 個人で行う場合は不要(当社でご紹介可能、紹介割引有)
鍵交換代 管理会社により必ず交換する場合があります、10,000円〜15,000円
衛生費用 室内消毒など抗菌処理が必要な物件の場合

物件により、一部必要な費用が異なる場合があります。

賃貸物件では、時期によってフリーレント期間(賃料不要で住める期間)がある場合や、敷金・礼金ゼロで入居できる物件もあります。不動産会社のHPを定期的にチェックして情報を集めてみてはいかがでしょうか?

借家の改造はしてもいいですか?

借家といってもさまざまですが、一般的なケースで戸建住宅(一軒家)を想定してお話します。

借家の改造・造作の取り付けに関しては、基本的に賃貸借契約書・重要事項説明書等にその内容が記載されておりますので、その内容にしたがっていただければ問題は無いと思います。

契約書・重要事項説明書に記載が無い場合は、仲介業者(不動産屋)や直接大家(オーナー)さんに聞いてみる事をお勧めしますが、事前に大家(オーナー)さんから許可をもらっていれば問題はありません。
また、その際には費用負担や退去後に現状に戻すのか?それともそのまま取り付けて退出するのか?等も事前に決めておいた方がよいでしょう。

賃貸借契約で、契約者と入居者が違っていても大丈夫ですか?

契約者と入居者が別でも大丈夫です。 例えば、会社が社宅として契約する場合などがあります。

18際未満の方は契約ができないので、18歳未満の学生が入居する場合、契約者には親などの保護者が契約者となる事が一般的です。

その場合、連帯保証人は別の方にお願いします。 ただし、事前に大家さんに承諾を得ましょう。
承諾を得ていない場合、契約違反となりますので、お気を付けください。

賃貸でも引っ越しの挨拶まわりは必要ですか?

一人暮らしの場合、挨拶まわりをされる方は少ないようですが、家族で引っ越しをする場合や田舎など地域のつながりを重んじる所は挨拶をしておいた方が良いと思います。

一棟に4戸あるような小規模のアパートなどは出来るだけ全室へ挨拶をし、大規模なマンション等では上下左右の部屋の方へ挨拶しておくことが望ましいです。

ご近所へ挨拶に行くことで近所付き合いもスムーズになり、子供がいるのでお騒がせするかもしれません等の注意や、地域のことについて教えて欲しいこと等をあらかじめ伝えておくようにするとトラブルも少なくなります。

賃貸物件で、保証人がいない場合はどうすればいいの?

賃貸物件への入居する際は保証人が必要ですが、どうしても依頼できる方がいない場合には、保証人不要の物件を選ぶか、賃貸保証会社へ保証を依頼する方法があります。

依頼するには、審査と家賃の何パーセントかの費用(物件により異なります)が必要ですが、以前に家賃を滞納していたことがあった方は、審査が通らない場合もあります。
また審査には、身分証明(免許など)・源泉徴収票(支払いの根拠を示す書類、無職なら預金通帳等)などが必要です。

賃貸物件へ入居する際の保証人は必ず必要ですか?

基本的に保証人は必要とされておりますのが、必ず必要とは限りません。
例えば、貸主と借主の間に絶対的な信頼関係などがあったり、親が所有している賃貸物件など、親子間(親が貸主、子が借主)で賃貸契約を行う場合などは、保証人を必要とすることはほとんどありません。

貸主が保証人を必要とする理由としては、貸主の保護の為に保証人を求める場合が一般的です。もし保証人がいない場合には、保証会社の利用をご検討されてみてはいかがでしょうか。

玄関の合鍵を作りたいのですが、作成する際に注意することはありますか?

合鍵は自由に作ることができ、通常は自費で作成します。
契約の際に本キー(マスターキー)をあずかるので、その鍵を使って作成します。

合鍵は鍵屋さんの他に、ホームセンター等でも作成できますが、本キーから作成せず、合鍵から合鍵を作成する場合、お店から作成を断られたり、作成できても最悪の場合、開錠できない場合もありますのでご注意ください。
退去の際には、契約時に預かった鍵と合鍵の全てを返却することになります。

なお、最近ではディンプルキーという、複製しにくい特殊な鍵もあります。
その場合は、管理会社や不動産会社に依頼してください。

賃貸物件のライフライン(電気・水道・ガス)の手続きは誰がするんですか?

賃貸物件のライフラインの使用手続きに関しては、基本的には賃借人(借主)が手続きを行わなければなりません。

手続きを行うにあたり、各ライフラインへの連絡先などは、賃貸借契約時に仲介業者(不動産業者)から説明があると思いますので、その指示にしたがって手続きをおこなっていただければ問題ありません。また、地域によって水道やガスの開栓は保証金などを必要とする場合があります。事前に、立ち会い日時の手配と必要な持ち物を確認することをおすすめします。

共益費・管理費は家賃に含まれているものですか?また、何に使われますか?

管理費や共益費はその物件により異なり、家賃に含んでいる物件もあれば、含まない物件もあります。
分ける理由は、
借りる側は、契約金が若干少なくなるのでお得になります。
貸す側は、お得な物件なので借り手が増えやすくなります。

家賃に含む場合は、単純に毎月支払うのは家賃の〇〇円のみとなりますので、後から家賃の他に共益費等がかかると言われ、予算オーバーでその物件を断念なんてことにならずに済みます。

物件の問合せをする前に、家賃に「込み」「別途(〇〇〇円等)」になっているかよく確認しましょう。
また、内容は同じでも「共益費」や「管理費」と呼び名が異なったりしているようです。

用途については様々ですが、アパートやマンションの賃借人が共同使用する緒設備の維持費その他の雑費に使います。
例えば、「敷地内の清掃・ゴミ処理・焼却に要する費用」「浄化槽の処理費用」「門灯、廊下、階段など共同部分の照明費用」「植栽の管理維持」等が多いようです。
また、町会費や自治会費なども賃借人から徴収することもあります。