地鎮祭って何するの?
家を建てるとき行う儀式といえば、地鎮祭。
地鎮祭とは神社の神主を招いて工事の安全を祈願し、祓い清めてもらう儀式です。
三つの儀式からなる地鎮祭、【刈初めの儀・穿初めの儀・鎮物納の儀】とあるなかで、今ではその一部が行われることが多くなってきたようです。
トータルで1時間ほどかかる長い儀式も、いまでは30分くらいで終了するそうですよ。
儀式の流れは以下の通りです。
修祓の儀・降神の儀(しゅうふつのぎ・こうしんのぎ)
- 頭を下げて神主のお祓いを受ける
- 祝詞奏上(のりとそうじょう|神主が祝詞を奏上する)
刈初めの儀・穿ち初めの儀(かりぞめのぎ・うがちぞめのぎ)
- 鎌入れ(かまいれ|盛り土に挿してある笹をかり取る)
- 鍬入れ(くわいれ|盛り土の左右と真ん中に鍬をいれる)
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん|玉串を神前に捧げ二拝二拍手一拝)
- 撤饌(てっせん|神主が瓶子のふたをしめ祝詞を奏上する)
鎌入れ・鍬入れは施主様と施工主(建築工事の請負主)が行います。
その際には「エイッ!エイッ!エイッ!」と掛け声をかけながら行うので、恥ずかしがらず少し大きめの声で行うとカッコいいです^^
今では鎌入れはしなくなり、鍬入れのみ行うことが多いそうです。
ちなみに、鎮物納の儀(しずめものおさめのぎ)は神主様がくれる鎮物を建物の中心に埋めること。
基礎工事が始まる前に行います。
昔は地鎮祭の後にお供え物を調理してみんなで食べる直会の儀(なおらいのぎ)を行っていましたが、今では簡略化されお神酒をいただくそう。
昔ならではの儀式も少しづつ変化してきているんですね。
地鎮祭の見せ場は家づくりのスタート、パパのカッコいい姿をご家族に見せてあげてくださいね。
ご参考までに。