Wの悲劇

山梨県の山中湖畔にある別荘を舞台にした推理小説です。

2007年4月発売、作者は夏木静子氏。

 

 

ドラマにもなったようですが、人物相関図ではドラマと本は少し違いますね。

本の2/3を読み進めた頃から事件のどんでん返しが始まります。小さな伏線がひっかかりとなり「おや?」と思う違和感と共に・・

 

何気なく手に取った本が山梨がらみだと情景がハッキリイメージしやすくて物語がより身近に感じやすいです。

富士山の描写もイメージするのはお手のもの。まさに山梨県民の特権!!

 

夏木さんの作品は初めてだったのですが、人物が登場するとその方の詳細・風貌が細かく描写されて9人もいる人物がからむ物語にもかかわらず、ストレスなく読み進められるのが良かったです。

刑事さんも含めると10人以上!

それぞれに個性的で人物のイメージがしやすいミステリーは久しぶりな感じです(笑)

 

また違う作品も読んでみたいですね。

楽しみが増えました!!

 

今回、図書館の新刊付近から4冊ほどチョイスしてきて、残りは新刊の一冊。

うち2冊が、偶然にも山梨を舞台にした内容でいつもより楽しく読めています。

 

ワンコもいいけど、地元ミステリーもまた読み応え十分です!!