地目が畑になっている土地に住宅は建築できますか?

地目が「畑」の場合、農地法の許可がなければ建築はできません。
地目が「畑」や「田」などの場合で、自分の所有している農地に建築を行なう場合も、他の人から農地を購入して建築を行うにしても、いずれも農地法の許可が必要になります。(農地法第4条及び5条)

尚、許可を受けないで農地の移転や転用を行なった場合は、工事の中止や現状回復、その他違行為の是正のために必要な措置を許可権者より命じられ、罰則や刑罰(3年以下の懲役または300万円以下の罰金等)が適用されます。
さらに、移転などの場合は所有権の移転や賃借権設定などを行なったとしても効力が生じません。
また、金融機関より融資をうけて住宅を建築する場合、地目が「宅地」又は「宅地になる場合」でないと借入れを行なうことができませんので注意しましょう。