無垢材vsヨダレ
環境に、肌触りにと無垢材を使用した自然素材志向のお客様が増えてきました。
でも、本当に無垢材を理解されていますか?
無垢材と言っても木の種類や塗装具合によって多種多様、その中でも比較的多く使われているのがパイン材。
実は、我が家にもこの木を床材に使用しているのですが、先日たった数時間で綺麗だった床にシミができました。
シミができた状況は以下の通りです。
原因 犬のヨダレ/犯人 看板犬(ちょこ)/放置時間 約1時間
雨と雷が鳴っている最中に、どうしても出かけなければならずお留守番をさせていたら、
一階にいたはずの犬が二階の廊下で、ヨダレで出来た水溜りと一緒に待っていました。
「遅い〜!!早く帰ってくるって言ったでしょ?雷鳴ってるじゃん!」
と、言いたげな顔をして。
みなさんご存知のとおり、ヨダレって無色ですよね?
私、拭いて乾けば元通りになると思っていました。
が、甘かった!!
乾いた跡には、ちゃーんとヨダレ跡が残っていました。
今では、床が日に焼けて色が濃くなり、目立たなくなるのが先か、他の部分が汚れてきて目立たなくなるのが先か、どちらにしろ、時が経つのを待つのみです(苦笑)
ワックス等でツルツルさせてあるものは、こんな風になることはそうないですが、
もう10歳のおじいちゃん犬「ちょこ」が滑らないようにと、我が家では無塗装でした。
そう、無塗装は犬がすべりにくく(歩きやすい)、何より素足で歩く床には最高に心地いい!
今では自然素材のワックスが売っているので、それを使うと、足触りはそのままに、無塗装に比べて若干、染み込み具合が違います。
(ほとんど染み込まない様にするにはツルツルになるウレタン塗装を業者へ依頼してください)
今回の我が家はヨダレで被害がでましたが、一度シミなんかができてしまうと、その後汚れても気にならなくなります(笑)
さすがに1個目はショックが大きいですが、住めば何かしら汚れたり傷が付いたりするもの。ましてや、住み心地に変化は無し。
今回は犬でしたが、まだ小さいお子様がいるご家庭では、いつ何時ジュースや醤油が降ってくるとも限りません。
定期的にワックスを塗るなどして不測の事態に対処してくださいね。
きっと、「塗っててよかった〜!!」って実感する日がくる・・・かも。
ご参考までに。